vscodeのGoのリンターをgolintからgolangci-lintに変更する
|
ファイル保存時に、vscode-goはデフォルトでgolintが実行されるようになっています。
golintはGo標準のリンターですが、定数などを実装すると説明用のコメントが強制され、従わないと下記のように警告されます。
exported const Username should have comment (or a comment on this block) or be unexportedgo-lint
私も最初はgolintにしたがってコメントを書いていたのですが、だんだん負担に思うようになったので、golangci-lintに置き換えることにしました。
golangci-lintとは
Goの静的解析ツールやリンターを統合し、実行してくれるツール。実行速度がとても速いようです。
Very fast: runs linters in parallel, reuses Go build cache and caches analysis results.
デフォルトでgovetやerrcheckなど主要なリンターが有効になっていて、golintは無効になっています。
golangci-lintのインストール
Homebrewか、install.shを実行してインストールします。
# brew
brew install golangci/tap/golangci-lint
brew upgrade golangci/tap/golangci-lint
# Linux
curl -sSfL https://raw.githubusercontent.com/golangci/golangci-lint/master/install.sh | sh -s -- -b /usr/local/bin 2>&1
vscodeの設定
command
+ ,
で設定ファイルを開き、 golint
、または Go: Lint Tool
などの文字で検索し、指定のリンターをgolangci-lintに変更します。
変更後、ファイルを保存することでgolangci-lintが反映されたか確認します。
まとめ
これでgolintから脱出です。やったぜ!
Vimの影響でリンターやフォーマッターに少し詳しくなったのですが、あまりこういう設定に時間をかけすぎるとコードを書く時間が無くなったりもします。あまり本質を見失わないように程々にしようかと思います。