TODOコメントを活用してコードにコメントを残す

チームでの開発において、情報共有の方法の一つにTODOコメントという注釈を使う慣習があります。

最近たびたび使用するので、簡単にまとめました。

TODOコメント

コードを実装して気づいた点や問題点、考えを追跡できるようにコメントを残します。

<!--
  TODO: 下記「コピー作成」ボタンは次回のvuetify化の際に登録・編集ページと合わせて修正
    理由: コピー作成関連のファイルとコードを確認したところ、登録・編集ページと合わせて修正する必要があるため、暫定処置として"PCの場合はdisabled"となるようにしました。
-->
<v-btn v-if="$data.isSP" small outlined color="primary" @click="handelDuplicateButton(item.id)">コピー作成</v-btn>

上の画像のように、IntelliJやVSCodeなどでTODOコメントは色付けされます。通常のコメントとは区別され、見やすいです。

TODO以外にもFIXMEやWARNINGなど、伝えたい内容でアノテーションを適切に選ぶと良さげですね。

運用上の注意点

せっかくTODOコメントを残しても、忘れ去られる場合もあるのかなと思います。

合わせてGitHubにIssueを切っておいて、紐づけておくなどの工夫が必要になりそうです。

まとめ

TODOコメントについて簡単にまとめました。

コードにコメントを残すことについては否定的な意見も聞きますが、私は必要なコメントであれば、コードにコメントを残しても良いという考えです。

しかしルールを決めずに散逸的にコメントを残すとコードの可読性が落ちる場合もあるので、PythonのdocstringやTODOコメントのように、わかりやすい形で運用するのが良いのかなと思います。