MacOSでMOX6/MOX8をオーディオインターフェースとして使う

MOX6/MOX8をMacOSでオーディオインターフェースとして使う方法のメモです。

MOX6/MOX8について

MOX6/MOX8は、Yamahaのシンセサイザーです。2010年に発売されたモデルで、MOTIF XS音源をベースにしています。

オーディオインターフェースとしても使えて、USB経由でダイレクトにPCへ音声入力することができます。

オーディオケーブルを使わずに録音ができ、さらにA/Dインプットがあるので簡易的なミキサーとしても使えます。

しかしMacでは、MOX6/MOX8をオーディオインターフェースとして使うために特殊な設定が必要でした。今後のためにメモします。

Yamaha Steinberg USB Driverのインストール

Yamaha Steinberg USB Driverをインストールする必要があります。

しかし素直にpkgをインストールするだけだと、MIDIデバイスとしては認識されるものの、オーディオデバイスとしては認識されませんでした。

オーディオインターフェースとして使うためには以下の設定が必要です。

macOSのセキュリティポリシーの変更

macOSのセキュリティポリシーを変更する必要があります。

  1. Macをシャットダウン
  2. 電源ボタンを押し続けて「起動オプションを読み込んでいます…」と表示されるまで待つ
  3. Macがリカバリモードで起動するので、オプション(歯車アイコン)をクリックして、続けるをクリック
  4. ドライバをインストールするボリュームを選択して次へをクリック
  5. アカウントを選択して次へをクリック。パスワードを入力して続けるをクリック
  6. 上部のメニューで、ユーティリティ → 起動セキュリティユーティリティに移動
  7. ドライバをインストールするシステムを選択。ディスクがFileVaultで暗号化されている場合は、ロックをクリックしてパスワードを入力し、ロックをクリックします
  8. セキュリティポリシーをクリック
  9. 「確認済みの開発元から提供されたカーネル機能拡張のユーザ管理を許可」オプションをチェックし、OKをクリック
  10. アカウントのパスワードを入力してOKをクリック
  11. AppleメニューからMacを再起動

先にセキュリティポリシーを変更しておかないと、インストール後にドライバが認識されないことがあるかもしれません。なので、先にドライバーをインストールした場合は、変更前にドライバをアンインストールしておくと良いかも。

まとめ

無事にMOX6/MOX8をオーディオインターフェースとして使うことができてよかった。できればセキュリティポリシーの変更なしで使いたかったけど、仕方ないか。

参考