NeovimをLinux ARM64用にビルドする方法

私はMacOS(ARM64)上にUbuntuのコンテナを立てて、その中でNeovimを動かしています。

MacOS(ARM64)用のNeovimは公式のリリースに含まれているため簡単にインストールできますが、Linux ARM64用のNeovimは公式のリリースに含まれていないため、自分でビルドする必要がありました(provide AppImage release for arm / aarch64)。

以下に、Linux ARM64用のNeovimをビルドする手順をメモします。

事前準備

ビルドに必要なパッケージをインストールします。

1$ sudo apt update && apt install -y --no-install-recommends \
2ninja-build gettext cmake unzip curl build-essential ca-certificates git

Neovimのビルド

Neovimのリポジトリをクローンしてビルドします。

1$ git clone
2$ cd neovim
3$ git checkout stable
4$ make CMAKE_BUILD_TYPE=RelWithDebInfo
5$ sudo make install

ビルドが完了すると、/usr/local/bin/nvimにNeovimのバイナリがインストールされます。pathが通っていれば、nvimコマンドで起動できます。

インストール場所を変更したい場合は、CMAKE_INSTALL_PREFIXを指定してビルドします。

まとめ

Linux ARM64用のNeovimをビルドする手順をメモしました。

ARM64用のNeovimを使うことで、ARM64のプロセッサを搭載したデバイスでNeovimを高速に動作させることができます。やったね!

参考